白石こころーどってどこにある?
札幌から北広島まで続く道道札幌恵庭自転車道線
【白石こころーど】(道道札幌恵庭自転車道線)は通称白石サイクリングロードと呼ばれていました。
札幌コンベンションセンター(札幌市白石区東札幌6条1丁目)から厚別川に架かる虹の橋(札幌市白石区南郷通21丁目南)の全長約7.2kmの道路で「南郷通」と並走した形で通っています。
「北海道道1148号札幌恵庭自転車道線」は3つの区間に分かれ、大きく分けて札幌市白石区東札幌から厚別区大谷地までの白石区間は「白石こころーど」、厚別区大谷地から上野幌までの厚別区間は「陽だまりロード」、上野幌から北広島までの北広島区間は「エルフィンロード」と呼ばれています。
昭和48年に廃止された旧国鉄千歳線跡地を利用し自転車・歩行者専用道として整備されました。
この記事を書いている時点で僕は【白石こころーど】のみ走行したことがありますが、 「陽だまりロード」 ・「エルフィンロード」については未走破の為、インターネットで詳細について調べてみました。
googlemapのペグマン(人型のアイコンを地図上にドラッグするとストリートビューに切り替わる)は「 北海道道1148号札幌恵庭自転車道線 」は残念ながら非対応。
白石区・厚別区・北広島市のHPや 「 北海道道1148号札幌恵庭自転車道線 」 を実際にランニングやサイクリングした方のブログなどを参考に調べましたが、僕の調べ方が悪いのかどれもはっきりとした情報が得られず…
「白石こころーど」について書いている方は比較的多くいたのですが、特に「陽だまりロード」と「エルフィンロード」については大まかな地図が多く一つ一つにフォーカスした記事もあまりない為、正確な位置情報などが少ない印象でした…
ということでまずは第一弾ということで実際に【白石こころーど】を実際に走行し紹介していきたいと思います。
白石こころーどのバーチャルランニング
【白石こころーど】を実際に走行したYouTubeチャンネル「のろちゃんねる」のバーチャルドライブ動画(車載動画)のリンクを張ってありますの で是非そちらと合わせてお読みいただければと思います。
白石こころーどの道筋
白石こころーどスタート地点の疑問
【白石こころーど】の始点については実際に現地に赴いてますのでこれについての正解は確認しているのですが、僕自身は少し疑問が残ります。

現在、札幌コンベンションセンター(札幌市白石区東札幌6条1丁目)から、厚別川に架かる虹の橋(札幌市白石区南郷通21丁目南)を渡って白石区を抜け、さらに、厚別区を通り、JR北広島駅まで続いています。
札幌市白石区HPより
わかりやすく「札幌コンベンションセンター」と表記してるのだとは思いますが、正確には「さっぽろ大地公園」の横、もしくは「札幌コミュニケーションパークSORA」内ということになります。
「札幌コミュニケーションパークSORA」とは、 旧国鉄東札幌駅の跡地に作られた再開発地区のことで、公共ゾーンの「札幌コンベンションセンター」、商業・業務ゾーンの「ラソラ札幌(旧イーアス札幌)」、公園・緑地ゾーンの「さっぽろ大地公園」に分かれています。
公共ゾーンに当初は宿泊施設も建設される予定でしたが、ホテル業界の反対により頓挫したり、札幌ドームの建設候補地となり仮称も「ホワイトドーム」となっていましたが政治汚職や資金の問題でこちらも頓挫したようです。

実際のスタート地点は上記マップ上の地点に「東札幌起点」の看板があるのでこちらで間違えはありません。
僕がなぜスタート地点の疑問に思ったかについては下の地図を使って順にご説明します。

道なりにラソラの裏側(西側)を走ると、一つ信号があります。
そのままさらにラソラの裏側を走ると、横断歩道の無い交差点に差し掛かるので一度ラソラの連絡通路の下をくぐり、ラソラの東側(セカンドストリート側)の横断歩道を渡る必要があります。(※画像上の赤色のピン)

そのまま再びラソラの裏側に戻り進むと南郷通にぶつかります。 (※画像下の赤色のピン)


看板の通りに東側に進み交差点を渡ります。

道路の反対側の「ローソン札幌東札幌2条店」の横に入口があります。
もう一度上の地図に戻って確認して下さい。
赤色の2つのピンは僕が今回の為に追加したものですが、緑色のピン(【白石こころーど】の表記があるピン)はGoogleMapが指すピンです。
この緑色のピンは「ローソン札幌東札幌2条店」の横を指しています。
白石こころーどスタート地点についての私見
ここで先程の疑問についてですが、南郷通以降の【白石こころーど】は途中1か所のみ交差点がありますが(札幌市白石区栄通20丁目5)、それ以外はすべて交差点がアンダーパス化されておりトンネルか橋を通る為、自転車も歩行者も車の横断を気にすること無く走ることが出来ます。
それなのになぜスタート地点からまもなく3か所も車通りのある交差点を渡り、しかも2か所は道をやや迂回してまで通す必要性があったのか。
【白石こころーど】の全長は7.2kmなので特に切りの良い数字でも無いですし、僕の私見は、「白石サイクリングロード」の名称であったときの起点が「ローソン札幌東札幌2条店」の横だったものを、現在のスタート地点に変更した理由として、「札幌コミュニケーションパークSORA」の当初の計画の頓挫が原因のひとつかなと思います。
「白石サイクリングロード」が現在の【白石こころーど】に名称を変更した背景には自転車優先の印象を受けやすいことから、全ての利用者にとって安全で安心な道路を目指そうと平成27(2015)年に公募により決まったことがあげられます。
そんな理由から、当初の理想はホテルやドームの利用客がウォーキングやジョギングでも厚別方面まで行き来できる道路であり、計画が頓挫した現在は「ラソラ札幌(当初はイーアス札幌)」や「札幌コンベンションセンター」や「さっぽろ大地公園」などと、より直結した道路として親しまれることを目指しているのかもしれません。
ともあれせっかくの自然豊かな気持ちの良い道路の、東札幌側からだとスタート地点、厚別側からはゴール地点付近で僕的には信号待ちをしたりせずノンストップで走りたいので先程のGoogleMapが指す位置がスタート地点で良いのではないかというのが個人的な感想です。
白石こころーどふれあいマラソン
白石区民もしくは白石区の勤務者向けに毎年行われるマラソン大会で、万生公園をスタート・ゴール地点とし、【白石こころーど】を通って「環状夢の橋」までを一般男子・女子10km、一般男子・女子5km、中学男子・女子3km、小学男子・女子3km、親子ペア2kmの9種目で行われます。
白石こころーど付近のグルメ情報
サッポロトンテキ
「地下鉄東西線 白石駅」より徒歩2分、【白石こころーど】の「環状夢の橋」付近から徒歩3分ほどにあるトンテキ屋さんです。
サッポロトンテキの情報は以下のリンクから
JB ESPRESSO MORIHICO.サイクルロード
「地下鉄東西線 南郷18丁目駅」より徒歩2分、【白石こころーど】の「吉田山西トンネル」を通った先にほぼ隣接していると言っても良い好立地のカフェで【白石こころーど】を走る際には是非とも立ち寄ることをオススメします。
2020年8月29日UHB放送【いっとこ! 注目!サッポロの人気カフェ 秋の新作ドリンク】でも紹介されています。
北海道の札幌・旭川に14店舗を構える超人気コーヒー店でこのサイクルロード店はまさに【白石こころーど】を通る人の為にあるような店舗です。
auと隣接している為、駐車スペースも20台なので車での来店も安心です。
住所
〒003-0022 北海道札幌市白石区19丁目南1−1 南郷通
営業時間
[月~日]
10:30~20:00(L.O.19:30)
[第2水曜日]
定休日
電話番号
HP・SNS
ラーメン鷹の爪 南郷店
「地下鉄東西線 南郷18丁目駅」より徒歩5分、【白石こころーど】の「吉田山西トンネル」付近から徒歩3分ほどにあるラーメン屋さんです。
ラーメン鷹の爪の情報は以下のリンクから
自然あふれる白石こころーど
白石こころーどのトンネル
【白石こころーど】の道路はアンダーパス化されており大小様々なトンネルをくぐり抜けます。
トンネルの中にはモザイクタイルアートが施されており、これは暗いイメージのトンネルを明るく夢のある芸術空間に変え、【白石こころーど】を憩いの空間にすることを目的として、近隣小中学生や地域住民と白石区が協力して制作したものです。

















白石こころーどの公園
【白石こころーど】には途中の休憩ポイントとしても利用できる東屋や公園が沢山あります。


万生公園

「万生公園」はコンビネーション遊具やじゃぶじゃぶ池があり、小さな子から水遊びを楽しめる公園です。
- 遊水路利用期間:7月10日~8月31日
- 時間:9:00~18:00(流水時間は17:30まで)
4メートル程の小高い丘は「スキー山」と呼ばれ、冬にはソリ遊びやスキー遊びが可能な雪山になります。
広場ではゲートボール場としても利用されます。
野球場もあり利用には事前の使用届出が必要です。
- 問い合わせ先:白石区土木部維持管理課
- 電話番号:011-864-8125
住所
〒003-0022 北海道札幌市白石区南郷通8丁目南2
白石東冒険公園

「白石東冒険公園」は ターザンロープやコンビネーション遊具・自転車の練習ができるサイクルパークがあります。
子どもの自転車の練習に適した交差点・丁字路・蛇行・凹凸・大きくバンクの付いたカーブなどあります。
住所
〒003-0021 北海道札幌市白石区栄通19丁目8
桜と白樺のふれあいの並木道

東札幌1条2丁目から6丁目までの区間は「ふれあいの並木道」と呼ばれ、関山桜・イチイ・モンタナマツ・白樺・ナナカマド・ライラック・ツツジなどが植えられており、春は桜、秋は紅葉が観られる並木道です。
白石こころーどに架かる橋
環状夢の橋
【白石こころーど】のシンボルである「環状夢の橋」は自転車・歩行者専用の橋として平成元年に開通しました。
「環状夢の橋」はその名の通り「環状通」と「望月寒川(モツキサムガワ)」をまたぐ橋で、北側は「白石区複合庁舎」や「白石バスターミナル」、南側は「国道36号線」が見渡せます。


虹の橋


【白石こころーど】のゴール地点であり「陽だまりロード」のスタート地点である「虹の橋」 は厚別川を渡る橋で白石区と厚別区の境目でもあります。
七色の輪は虹をデザインして付けられました。


橋の入口までが緩やかな登り坂になっており橋に入った瞬間から眼下には「厚別川」、右手に「北星学園大学」と「大谷地の森公園」、左手には大谷地の高層ビルが見え都会と自然が絶妙にマッチしており、まさにゴール地点にふさわしい場所と言えます。
【白石こころーど】ランニング・サイクリングに最適まとめ
【白石こころーど】は東札幌から厚別・北広島を結ぶ「道道札幌恵庭自転車道線」の一区画で、道路の周辺には春は桜、秋は紅葉が観られる「ふれあいの並木道」や、じゃぶじゃぶ池で水遊びが出来る「万生公園」、アスレチックや自転車の練習コースのある「白石東冒険公園」、 環状線を横断する「環状夢の橋」、ゴール地点は厚別川を渡る「虹の橋」など四季折々の景色を観ながらランニング・ウォーキング・サイクリングを自転車も歩行者も車の横断を気にすること無く走ることが出来ます。
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